透明エポキシの硬化で、オーブン・循環式熱風乾燥炉を使う替わりとして、ホットプレートや電器グリルを想定したのは、純銀粘土の製作している方々が、電気炉の他に、純銀粘土の一次乾燥にホットプレートを使う様子を拝見した。
ほかに、エポキシでプラ型のプロト型の製作に取り組みはじめた頃のこと・・・。
含金属タイプの耐熱型のエポキシ樹脂で、治具製作から金型の代替・・試作型(樹脂型)を製作するのだが・・現在ほど製作方法や材料開発も進んではいなかった。
家電メーカーの担当者とプラの成形現場・系列のプラスチック成形メーカーに、樹脂型を持ち込み、試作成形したのだが・・
プラスチックパーツの製作を見るのが・・はじめて・・(成形も知らないで、樹脂型を製作するのだから・・知らないと言うことは・・)
で、成形機(卓上の縦型成形機)の脇に、その家電メーカーの電子保温ジャーがある。
学卒の身としては、何で・・作業現場に・・ご飯の保温ジャーがある??不思議に思っていると・・・。
型を成形機に取り付け、「じゃあ・・ファーストトライT-1はじめますか・・」
電子ジャーのフタを開ける・・うん〜?? まさか・・めし??
ではなく・・フタを開けると・・成形ペレット・・プラスチックの材料・・米粒程度のABS樹脂--成形材料の乾燥・・70℃
余りにも・・インパクトが強かった・・循環式熱風乾燥炉、高温恒湿BOX・・でなくても、立派に使えてる!!!
何十年も経って・・・タイプ-5・・高温反応タイプ・・(加熱しなければ、固まらないので、1液エポキシの様にも使える)
電子ジャー&電器グリル・・等々・・・。使わない手は無いだろう・・・。いろいろご指導を受けたメーカーの諸兄が懐かしくもある。
--- 温度の昇温状態・安定度合いは ---
スライド・・各23MB程度・・1分間隔インターバル撮影/60分間撮影記録にて
関連サイト・・
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無変色タイプ高透明エポキシ・・お遊びに夢中!!--試作中