真空注型品の気泡について
真空注型品の試作品製造の仕事をしているのですが、どうしても解決できない問題があります。
それは注型品の気泡です。簡単な形状のものなら問題ないのですが、***複雑な形状のものが多く必ず気泡ができて困っています。
気泡ができた場合は**をいれて埋めるのですが、時間がかかって大変です。何かいい方法は御座いませんか?
**は主に、******(***)のABSタイプ(********)の樹脂を使用しています。
作業手順としては、まず軽量した樹脂を**〜**時間予備脱泡、そして**°のオーブンで加熱、注型機にセットして***秒攪拌、**後に流し込みといった手順です。何かいいアドバイスがあればよろしくお願いします。
******* 自宅@/ブレニー技研・阿部にてのご返事 *******
手前どもなど・・***さん・・プロのお役に立つ情報など、程遠いかもしれませんが・・。
>****は主に、******(***)のABSタイプ(*******)の樹脂を使用しています。
良い材料と思います。ウレタンで、良くこの類の性能のものを完成させていると思います。
各、ウレタン供給先の中でも、性能バランス面でも・・同社のものは、秀逸・・と思っています。
>作業手順としては、まず軽量した樹脂を****予備脱泡、そして**のオーブンで加熱、注型機にセットして***攪拌、**分後に流し込みといった手順です。何かいいアドバイスがあればよろしくお願いします。
イソシアネート類は、活性の高いものとした前提で・・。
材料そのものの・・取り扱いや保管または、吸湿対策などはメーカーさんにて、相談するとして
シリコーン型の製作面のみで・・思いますことは・・
真空注型の場合・・完成までの一連の作業は、量産プラのフィールドでは、異なるそれぞれの専門の分野・・構想&製品設計、型製作、成形・・最終仕上げや塗装、染色、シルク、昇華印刷などなど・・まで
殆どすべての分野の業務を短期間・高品質で完成させなければ・・と言うことですね。
気泡・ショートショット・焼け・ジェッティング・シルバーなどなど
金型製作の場合、ひとつには、エアーベントをどうするのか、キャビティー内の流動をどうするのか
型製作面と成形作業面の・・両面で対策を実施する訳ですね。試作-改造、試作-改造・・T0,T1,T3・・と・・。
シリコーン型の場合は・・モデル反転・切開・・と、金型製作の基準からの加工製作と・・正反対の製作方法となるわけです。
ですが・・・キャビティー内に・・材料充填することは・・共通です。
高圧成形と減圧成形(注型)・・と材料の流動が・・反対とも思いがちですが
意外と・・真空注型の場合でも・・減圧下-リークの作業時に・・レジンはキャビティー内に射出成形に近い速度で、瞬間的に
キャビティー流入している様に・・観ているのですが・・。
プラの場合・・スクリュウ・プランジャーの前進で、ノズルより秒単位でキャビティー充填が行われますが、真空注型も・・良く見るとある作業時
で・・ほぼ、瞬間的にキャビティー注型が起きている・・・。
すると・・金型の製作&成形技術の多くの点が・・・参考になる・・と思っています。
追加工をシリコーン型では・・出来にくいことも事実と思いますが、機械加工や電気的な金型加工方法とは・・
まるで異なる・・エアーベント対策やタブゲート追加工やゲート位置&形状など・・不良率低減、歩留まり改善の方法は・・あり!!
とも・・素人ながら・・思いますが。
申し訳有りません・・これ以上は、小生どもなどの申しあげます範囲を越えますし、各真空注型を実施されている各位の創意工夫・ノウハウとなりますので、・・ご容赦下さい。
良い製品が出来ますよう・・祈念致します。
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