マフラー修理方法・修理対策の連載記録-5 アルミ空き缶の利用
マフラー修理方法・修理対策の連載記録-5 アルミ空き缶の利用
接着肉盛り剤のと言うか、エポキシ樹脂の補強に金属を埋め込めば、コンクリートと鉄筋の関係にも似ている。
最初の頃は、エポキシ樹脂の補強は、
エポキシ-ガラスクロスのFRP=GFRPや、カーボンクロス-エポキシ=CFRPの積層物を
インサート・埋め込みが良いと、考えたことがある。
インジェクション型=モールド型=射出成形型で、いろいろの素材をエポキシ樹脂に埋め込み、テストしたところ
真鍮やアルミが・・埋め込む補強材料としては、相性がいいことが、判明した。(当然と言えば・・なのだが)
今回も、入手しやすい、アルミ空き缶をハサミで切って、食い付きが良いように、孔開け・パンチングプレートとして、マフラー修理の補強材として利用した。
さすがに、飲料缶だけあって、缶のコーティング材料の性能は・・優秀そのもの・・サンディングして、空き缶の塗装を除去するのは、大変な位だ。
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修理剤-修理材は、オリジナルのエポキ樹脂ベースと金属粉を高充填した・・GM-8300。
耐熱タイプの接着補修剤だが、Tg-ガラス転移点が高いということでは無く、
サーマルショック・ヒートサイクル・冷熱ショックに強く、耐ハクリ性能--大なため、使用した。
GM-8300--この類のものは、メンテナンス材、リペアー、アルミパテ、含金属エポキシ等々呼ばれ、コンテナー船・客船ともすれば、タンカー・潜水艦まで防爆施設内での溶接代替から
各コンビナートでのプラント・配管・装置類の定期修理時の保守・保全、接着肉盛り材として利用される。
また、生産・プロトの製作時での各型、木型・樹脂型・低融点合金型・量産金型での応急メンテや
設更トライアルなどの肉盛り、累積誤差でのシム材料としても、その性状から利用される。
特に、アルミ金型などでの改造・改修では、アルミ溶接替わりに、と言うより、
アルミ溶接せずに、このGM-8300とアルミ駒差し接着固定などで随分と、形状変更・修正を実施した。
専用機・各種治具製作にも有効だ。工業用としての守備範囲は広い。
以前より、自動車・車のアフターマーケットにての購買、リピーター使用の動向で、聞いていたのは
板金での修正使用・・ポリパテ、板金パテ付けの下塗りとして、へこみの肉盛り修正。
溶接跡の凸凹修正・溶接ピンホールの修正。フランジ付けエアーツールでのつなぎ接合の
板金接着での段差修正肉盛り。
下地のへこみにGM-8300を肉盛りすると、肉やせ防止・サビの発生防止などで、
新車でも修理した形跡を残さないとのことらしい。
定期的に購入する自動車関連は、その使用用途や目的は、決して、公表・公開しない。
実際の使用状況等、把握しているケースは、少ない。今回は、マフラーの溶接破損修理とガソリンタンクの
サビによる穴あき、ガソリン漏れ対策の修理とほぼ同時で、施工立ち会いとなった。その記録を連載。
資料提供 心のスリーA/オートガレージタカハシ/ラヂオななみ FM77.3MHz(FMたまむら)
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マフラーの溶接部亀裂を修理、排気ガス漏れを接着補修剤で/パジェロミニ---特集サイトTOP頁
ガソリンタンクの腐蝕・穴あき修理・ガソリン漏れ修理/バイク--ホンダモンキー 特集サイトTOP頁
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